「はじめて」のお誕生日会 in囲炉裏の会(7月)
「はじめて」のお誕生日会
2025年7月11日。
この日も、いつものように「囲炉裏の会」が開かれる予定でした。
開催の少し前、参加予定のご家族のママさんから、こんなLINEが届きました。
「みんなで食べられる豆乳クリームのホールケーキやロールケーキを持ち込みたいのですが、可能でしょうか?
その日が娘の誕生日で、みんなと過ごしたいと言っているのですが…いかがでしょうか?」
その女の子は、小学1年生。
牛乳、卵、ナッツ…と複数のアレルギーがあり、これまでお友達の誕生日会に参加したことも、自分の誕生日に友達を招いたこともなかったそうです。
「生まれて初めて、自分の誕生日をお友達と一緒に過ごしたい。」その想いが綴られたメッセージに、胸がぎゅっとなりました。
そして迎えた当日。
気づけば参加者はどんどん増え、気づけば9家族・25名の大パーティに。


食事を楽しみ、ひとしきり遊んだあとのタイミングでサプライズのハッピーバースデー大合唱。
子どもたちのクラッカーが一斉に鳴り響き、紙テープが勢いよく宙を舞う。
そして、ローソクの火をふっと吹き消すその瞬間、女の子の顔には、満ち足りた笑顔が広がっていました。

その様子を見守っていた大人たちの目には、自然と涙が浮かんでいて、
――その光景は、まるで映画のワンシーンのようでした。
きっと、彼女にとっても、見守った大人達にとっても、あの時間は一生忘れられない宝物です。


